【№389】腹式呼吸が出来ないと起こるトラブル

こんにちは

名古屋市中区千代田にある

スモールジムWell代表トレーナーの

室谷亮介(むろたにりょうすけ)です。

 

さて、本日は昨日の続きで腹式呼吸について。

通常は腹式呼吸と胸式呼吸が同時に行われているわけですが

腹式呼吸が意識的に出来ない場合、無意識で行われている

普段の呼吸時も腹式呼吸は出来ていないと考えられます。

 

その場合でも呼吸が出来ているから生活できているわけですが

それは以下のことが考えられます。

 

①胸式呼吸で腹式呼吸の分もカバーしている

②胸式呼吸で腹式呼吸分がカバーできず、1回での呼吸の酸素摂取量が少ないため呼吸が浅く回数を増やしている

③胸式呼吸で腹式呼吸がカバーできず、絶えず少し酸欠

④肩式呼吸(肩を上げ下げする呼吸)でカバーしている

 

①の場合、カバー出来ているのならいいかと感じるかもしませんが

その分胸式呼吸をしている筋肉に負担がかかっているわけですから

肋骨周りの柔軟性が低下、それに伴いその周辺のトラブルが出やすくなります。

 

②の浅く速い呼吸は交感神経が優位になりやすいです。

 

③は疲れを感じやすくなります。

 

④は肩をあげる筋肉は肩こりを起こす筋肉と同じですから慢性的な肩コリに悩まされます。

 

腹式呼吸が出来なくても、身体は色々な手段を用いてできない分をカバーしようとしてくれますが

カバーしっぱなしをほうちすると、カバーしている筋肉がトラブルを起こしてしますので

腹式呼吸を取り戻すことが一番の解決策です。

 

苦手なメンバーさんもまだまだ多いので

腹式呼吸を取り戻すお手伝いを継続してきます。